自分の生き方をデザインしよう

社会の変化の勢いが激しい昨今
終身雇用はなくなるとも言われ、
副業可能となる企業も増えました。

2枚目の名刺や、副業ではなく複業ともいわう時代、パラレルな仕事をするのが普通となっていく。

そのよう中で、私たちは今後どのように生きていくべきなのか、そんなことを、わかりやすくこの本は紐解いてくれています。 

「プロティアン」
70歳まで第一線で働き続ける
最強のキャリア資本術
著者 田中研之輔氏
を読みました。


プロティアンの語源は、ギリシャ神話に出てくる、思いのままに姿を変える“神プロテウス”しかも、変化に応じて、自分の意思で、自由に姿を変えることができる。

その言葉にキャリアを掛け合わせて、ダグラス・ホール教授が「プロティアン・キャリア」を提唱したもの。

これを、田中氏はビジネスパーソンのキャリア形成に活かしていきたいと思ったそうです。

こんな内容です
(あくまでも私の解釈
間違っていたらすみません(^^;)

*************************

人生100年時代
私たちは社会や環境の変化に応じて
柔軟に働き方を変えていく、変幻自在な「プロティアン・キャリア」を実践していなかくてはならない。

前は、組織に依存すれば個人はよかった。要は、教育→仕事→引退でなんとかなった。
ただ、日本も終身雇用の限界(トヨタの社長も発表)がみえ、国は企業に対して70歳までの雇用を努力義務とした

これからの組織は、個人のキャリア形成をするプラットホームで、私たち個人はキャリアを自分自身でデザインしていかなくてはならない。個人が主役。変化に応じて、自分も変化し続けていかなくてはならない。

自分が自分自身のキャリアプロデューサーになる考えが必要。プロティアン・キャリア形成の軸になる大切なことは、下の二つ。この二つがうまくバランスとれ、見失わないこと。
◇アダプタリティ(組織変化に順応、環境や社長変化に適応)
◇アイデンティティ(自分とは何者か、自分らしさ、心理的な満足)

また、無形、有形資産からなる自分のキャリア資本(ビジネス、社会関係、経済資本の三つで構成される)を、把握分析し、客観的評価し、何を学ぶか戦略的に自己投資をする。

※ビジネス資本はスキルや語学等  
社会関係資本は職場や友人、地域等
経済資本は金銭、資産等

そのようなことをしつつ、自分の心理的達成と満足を得ながら、経済資本の形成をし、稼ぎ方を戦略的にデザインすること。

また、これから何をするのか現状から将来に焦点をあて、変わりながらキャリア資本を形成していくこと、自分のキャリアプランニングが不可欠である。

*************************
かなり、簡単にまとめすぎかもしれませんが、要は私たちは自分自身を振り返り、内省し、学びを忘れずに、主体的に自分のキャリアを作ることが必要。
(キャリア資本を得るコツも書いてある)

それには、いつも興味や好奇心、成長意欲を
持ち、柔軟性が大事だと思いました。

中でも、今までの組織依存の働き方
「“鵜(う)飼いの鵜”をやり続ける」の例えは、ぴったりの表現だなぁと思いました。

プロティアンのバランスシートや、キャリア資本を分析できる記入欄もあり、興味をもたれた方は是非読んで、自分なりの解釈を得て今後に活用していきましょう。

長々ありがとうございました。

********************
Position Design
ライフ&キャリアコーチ
Kazumi Kimino
カウンセリング&コーチング等はこちらまでk.position0216@gmail.com
********************

あなたのLife Position Designコーチ

笑顔の瞬間に出会うまで  ありたい姿へ  ともにデザインする  ~あなたの専属キャリアコーチ~

0コメント

  • 1000 / 1000